初の車中泊による連泊の旅で学んだことを備忘録として次の旅に活かすため残しておきます。
これから車中泊で旅したい方の参考になれば幸いです。
車中泊・連泊の旅で学んだ10のこと。経験値を貯めて次に活かす!!
目次
こんにちは、@車中泊ライフです。
今年のサマーバケーションに初めて車中泊のみで三泊四日の旅行に行ってきました。
台風の脅威に怯えながらの決行は我ながら無謀かと思いましたが、家族全員で無事に帰ってこれました。
台風こわかったー汗
実は連泊・長旅の車中泊というのは初めての試みでして、いくつかの不安を抱えながらの旅でしたが、その全てが事前の準備によって杞憂に終わったので、その対策方法と準備不足の両方を、次の旅への準備として書き残しておきます。
おそらく体験を通して知る&学ぶことばかりでしたので、これから車中泊の連泊旅を計画している方の参考になれば幸いです。
ではさっそくいってみましょう!
コインランドリーの時間をスケジュールに組み込む
換えの衣類を大量に持っていかない場合、車中泊の連泊ではコインランドリーで洗濯する時間もスケジュール組み込まなければなりません。
毎日ちゃんと洗濯したい場合、前日の就寝前には翌日の目的地周辺に「コインランドリーがあるか」をチェックするといいです。
経験上、洗濯&乾燥で1時間は見ておいたほうがいいですよ。
乾かない場合は車内に干す
とは言え乾燥機能も万能ではないので、稀に湿ってるときもありました。
が、車内でハンガーをかける工夫がされていれば、夏だと特にエアコン、もしくは窓全開で乾いてくれるので問題ありませんでした。
ちなみに我が家は以前記事にもした「インナーネット」に引っ掛けておいたので、移動中に乾かすことができました。
インナーネットがない場合は、旅のお供にハンガーも加えると役に立つ場面があるはずです。
熱中症対策はほんとに大事
真夏の車中泊ツアーで思ったのですが、熱中症対策はほんっとに大事です。
むしろ、万全な対策ができないうちは夏の車中泊は見送るべきだと感じました。
下手したら最悪のケースにもなり得ます。
「これ用意しなかったらやばかったかも . . . 」というシーンが何度かあり、今考えればよく中断せずにフルスケジュールやりきったな、と思います。
以下にご紹介しますので、夏の車中泊を楽しみたい方はご参考ください。
扇風機
まず車中泊の就寝時は季節関係なく防犯上、人の手が入るほどオープンにするのはオススメできません。
車中泊の危険についてはこちらの過去記事をご参照していただくとして、出来るだけ窓を開けておいたとして、その隙間から車内の熱気を排出・循環させるためにも扇風機で人為的に撹拌(かくはん)させることは必須です。
そうしないと、車内には気温に加えて人体が発する体温で熱気が溜まる一方なのに加え、車中泊するシチュエーションによっては湿度も半端じゃないケースもあるので、熱中症になる確率が高くなってしまいます。
(車中泊の熱中症にはこちらをご参照ください)
網戸(バグネット)
上でも書きましたが、熱中症対策のための換気用に、窓を人の手が入らないくらいに開けましょう。
しかし次に問題になるのは「虫の侵入」です。
虫の侵入を恐れて窓を開けないと熱中症の危険性が非常に高くなるので、そこで有用なのが窓に設置する「網戸」になります。
熱中症対策の他にも蜂などの危険な虫の侵入を防いでくれるので、夏の車中泊には必須と言えるでしょう。
経験上、「虫は絶対入ってこない」という安心感は睡眠の質にも影響してきます。
クーラーボックス&保冷剤
クーラーボックスの中に保冷剤の類が入っていると、寝苦しい熱帯夜に大活躍します。
保冷剤を凍らせて持っていったとしても旅の途中で絶対溶けてしまいますが、道中で冷たい飲み物、またはブロックアイスなどを購入して一緒にしておけば、冷たさはかなり回復するので、就寝前に準備しておくだけでだいぶ違ってきます。
保冷剤がなけれ、道中で冷えピタの類を購入するのもオススメです。
ちなみ我が家の使っているクーラーボックスはこちら▼ですが、
「あんまりかさばるのはイヤだな〜」という方には折りたためるソフトタイプのクーラーボックスがオススメ。
とにかく、種類はなんでも構いませんが、熱中症対策のため必ずクーラーボックスは用意しましょう。
軽自動車でも長旅は可能
軽自動車での長旅は体力的にキビしいかなと思っていたのですが、意外となんとかなるもんで想像してたよりは疲れませんでした。
(今回の車中泊ツアーは移動距離にして約1000kmでした)
思っていたより疲れなかった理由は以下▼
- 暑さ対策を自分なりにしっかりしていたので熱帯夜でもちゃんと眠れた
- 体調管理とペース配分を考えてこまめに休憩を挟んだ
ことが功を奏したんではないかと思います。
一言でまとめると、
『準備を怠らず、無理をせず』
ですかね。
軽バンは小回りが効くので狭い観光地街でも余裕
軽バンの最大のメリットは『小回りが効くフットワークの軽さ』だと思っているのですが、これがまさにドンピシャで、せっまい観光地では威力を最大限に発揮します。
知らない土地だとナビを頼りにしていても「やべ!入る道間違えた!」なんてことはザラですが、そんなときでも軽バンなら焦る必要はありません。
サクッと切り返して難を逃れることができます。
うちのエブリイワゴンはこちら▼
ポータブル電源があるときっと便利
とりあえず我が家はガジェット周りの充電用で過去記事にも書いた『ソーラーパネル』を持っていきましたが、やはり連泊の旅ともなるとちょっと心もとないのが本音。
やはり車中泊旅やキャンプにはポータブル電源が必要だなぁと実感しました。
ポータブル電源があるとできることの幅が広がります。
例えば、
- ガジェット系の充電
- 充電バッテリーの充電
- ACアダプターで扇風機の使用
- ACアダプターで電気絨毯の使用
ざっと思いつくだけでもこれだけのことができますよね。
さらに、そのポータブル電源に蓄電させるためのソーラーパネルなんかあれば鬼に金棒です。
ただいま購入しようか迷ってるところではありますが、我が家の最有力候補はこちらになります▼
車内ネットがあるとものが片付く
旅に出る前に取り付けたインナーネットを取り付けました▼
こいつが本当に便利でして、今回の旅のMVPにもっとも近い車中泊グッズだったかもしれません。
用途は主に
- 就寝時に床に散らばってる小物を全乗せできる
- 乾燥機で乾かなかった洗濯物を引っ掛けるor載せて移動中に乾かせる
ですが、このインナーネットがなかったら上記ができなかったと思うとマジでベストバイでした。
本当に使えるので、今ご購入を迷ってる方には「買って損はないよ」と断言します。
なにかモノを無くすことも減ったので、車中泊で整理整頓したい人にはマジでオススメです。
自然が多いといつのまにか蚊&小虫が車内に侵入してくる
周りを山に囲まれた自然豊かな道の駅なんかだと、いつの間にか車内に蚊や小虫が侵入してる場合が多々あります。
就寝中はバグネット(網戸)のおかげで入ってきませんが、おそらく人の出入りのときに侵入するのではないかと。
我が家は愛用の『MOSKEEランタン』を持参してたので大丈夫でしたが、防虫・殺虫系の道具を持ってない方は検討することをオススメします。
MOSKEEの威力については過去記事にてご紹介していますので、興味のある方は参考にしていただければと思います▼(虫画像なので閲覧注意&自己責任で!)
食料&飲料水はストックしておこう
当たり前のことなんですが、夜間は道の駅の売店・食堂が閉まっています。
それはいいとして、例えば車中泊する道の駅に到着するのがお店のやっていない時間帯の場合、近くにコンビニがあればそこで調達するのもいいんですが、場合によってはコンビニが近くにない、もしくはコンビニの食料が売り切れている、なんてこともあります。
実際わたしも経験しまして、事前に道の駅周辺にコンビニがないことをリサーチしていたので道中の最後のコンビニに買い出し目的で寄り道したのですが、なんとお弁当類が一切ない。
ホットスナック系も売り切れ。
マジかよ!汗
地方の観光地だとそもそもコンビニ自体が少ないというのと、その数少ないコンビニに観光客が集中するもんだから売り切れてしまうのではないかと推測しました(違ってたらごめんね)
故に、そんな事態を想定して、痛みにくい長持ちする食料・飲料水を常に一食分はストックしておいたほうがいいですよ。
ガソリンは余裕をもって給油
車の燃料に関しても上と同じで、余裕を持って給油しておいたほうがいいですね。
地方の山間にいくとガソリンスタンドが激減するので早め早めに給油しましょう。
「そろそろあるだろ」なんて常識は通用しないよ!
街灯が少ない漆黒の山間で燃料を心配すると心臓によくないです。
犬が同行するならワンちゃんの体調を常に気にかけて!
夏の車中泊にワンちゃんを連れて行きたい場合は、常に体調や様子を伺うようにしてください。
言葉を発せない以上、人間よりも症状が見えにくいです。
症状が出てから手遅れ、なんて最悪のケースになってしまわないように最優先事項として念頭に置いてください。
ワンちゃんのことを第一に考えて!
うちの子も日によってはものすごく暑そうにしていたので、先にご紹介したクーラーボックスや保冷剤の類は人間にだけでなく犬のためにも用意して車中泊しましょう。
保冷剤も有効ですが、我が家が使ってるグッズの中で特にオススメなのが「濡らして振り回すと冷えるタオル」というものがあります▼
使い方は「水に濡らして振り回すだけ」でいたってシンプルなのに、効果はバツグン。(これを巻いてあげると気持ち良さそうに寝ていました)
しかも安いから費用対効果も最高でコスパいいです。
保冷剤が溶けて冷たくなくなってしまったときなんかに重宝するので、ご家族分用意しておくのもいいかもしれません。
車中泊・連泊の旅で学んだ10のこと。経験値を貯めて次に活かす!!のまとめ
こんな感じで今回の車中泊旅の教訓を終わります。
想定できたことの準備はある程度できたのですが、やはり経験を通してでしか学べないこともたくさんあるので、今回の旅でもたくさんのことが学べました。
次の車中泊旅がより快適になるように、今回の経験を活かしていきたいと思います。
この記事が誰かのお役に立てれば幸いです。
ではまた!
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