妻の冬用シェラフにモンベルの【ダウンハガー650 #0】を購入しました。
せっかくなので、私が愛用する【バロウバッグ #0】と比較レビューしたいと思います。
冬用のシェラフに『ダウン』or『化学繊維綿』で迷ってる方の参考になれば幸いです。
モンベルの【ダウンハガー650 #0】と【バロウバッグ #0】を徹底比較!!
目次
こんにちは、@車中泊ライフです。
はい、ということで【ダウンハガー650 #0】と【バロウバッグ #0】を比較していきたいと思います。
最初にお断りしておきたいのですが、【ダウンハガー650 #0】が今週届いたばかりですので、まだ『キャンプ&車中泊』で実践しておりません。
車中泊キャンプで実際に使ってきました。
気温1〜3℃の山中で車中泊に使いましたが、結論としては妻曰く『過去最高に車中泊で眠れた』とのことです。
そのキャンプの様子はこちらの動画をご覧ください(チャンネル登録していただけると嬉しいです!!)▼
この記事はあくまで『スペックや価格など』をメインとした比較記事ということを予めご了承ください。
実際に屋外で使ってみた体験記は近いうちに追記する、ということでよろしくお願いいたします。
実体験はもう少々お待ちを!
ではさっそくですが、双方のスペックを公式から引用させていただきます。
まずは【バロウバッグ #0】から▼
バロウバッグ #0
商品情報▼
メンテナンスが容易で、優れた快適性を実現。保温性と速乾性を併せ持ったモデルです。国内の3,000m級の冬山で使用できる保温性の高いモデルです。
仕様▼
【素材】表地:40デニール・スーパーマルチ・ナイロン・タフタ[超耐久撥水加工]
【重量】2,131g(2,269g)※( )内はスタッフバッグを含む総重量です。
【カラー】サンライズレッド(SURD)
【サイズ】R/ZIP(右ジッパー)
【収納サイズ】φ22.8×45cm(14.9L)
【コンフォート温度】-7℃
【リミット温度】-14℃
【適応身長】~190cmまで(モンベル公式より引用)
続きまして【ダウンハガー650 #0】のスペックはコチラ▼
ダウンハガー650 #0
商品情報▼
抜群の快適性を実現し、コストパフォーマンスに優れたモデルです。国内の3,000m級の冬山で使用できる保温性の高いモデルです。
仕様▼
【素材】表地:40デニール・スーパーマルチ・ナイロン・タフタ[超耐久撥水加工]
【重量】1,485g(1,525g)※( )内はスタッフバッグを含む総重量です。
【カラー】サンライズレッド(SURD)
【サイズ】R/ZIP(右ジッパー)、L/ZIP(左ジッパー)
【収納サイズ】φ20×40cm(10L)
【リミット温度】-14℃
【コンフォート温度】-7℃
【適応身長】~183cmまで(モンベル公式より引用)
といった具合です。
ちなみにバロウバッグの方は『【適応身長】~190cmまで』となっておりますが、こちらは私の身長が188cmあるのでロングモデルを購入したが故のサイズです。
ロングモデルは右ジッパー開閉のみの展開で、お値段もちょっとだけ割高です。
通常サイズのバロウバッグ #0はダウンハガー650 #0同様、左右のジッパーどちらかを選択でき、『【適応身長】~183cmまで』となっております。
双方共に
- 素材
- カラー
- リミット温度
- コンフォート温度
が共通です。
それでは、【ダウンハガー650 #0】と【バロウバッグ #0】の異なる点を見ていきましょう。
【ダウンハガー650 #0】と【バロウバッグ #0】の『ココが違う』
冒頭の並べた写真でネタバレ感がありますが、まずは分かりやすく違うところからいきましょう。
比較その1・大きさ&サイズ感
ロゴが記載された正面側から見るとこんな感じで、視覚的にもφの違いが明らかですね。
真上から見るとこんな感じです▼
上が【ダウンハガー650 #0】、下が【バロウバッグ #0】です。
上から見たほうが違いが分かりやすいですね。
収納サイズに関しましては、
- ダウンハガー650 #0:φ20×40cm(10L)
- バロウバッグ #0:φ22.8×45cm(14.9L)
となっており『コンパクトさ』で言えば【ダウンハガー650 #0】に軍配が上がります。
車にしろバイクにしろ徒歩にしろ、なんでもコンパクトなほうがより多くのギアを運べるので、なるべくなら小さい方がいいですよね。
比較その2・重さ
続きましては『重さ』です。
重量のスペックは以下▼
- ダウンハガー650 #0:1,485g(1,525g)
- バロウバッグ #0:2,131g(2,269g)
※( )内はスタッフバッグを含む総重量です。
となっており、『646g』の差があります。
もちろん軽いに越したことはないのですが、実際に両方を持ち比べてみると、ぶっちゃけた話そんなに『体感できるほどの差』ではないなぁというのが本音。
登山とかで持ち歩くならまだしも、車で運んでキャンプで使うのであれば、この『重量の差』は気にする必要はないんじゃないかなぁという印象です。
比較その3・中綿
【ダウンハガー650 #0】と【バロウバッグ #0】の最たる違いといえばやはり『中綿』にあります。
私も中綿、というかシュラフについて詳しくないので、勉強がてら色々と調べてみました。
以下引用になります▼
FPダウン:軽くて小さいが高価
エクセロフト(化繊):重くて大きいが安価モンベルの寝袋は、中綿の種類によって重量や収納時の大きさや値段が変わります。使用頻度や予算に合わせて検討してください。フィルパワー(FP)の数値が高いほど保温性がありますが、一般的には550フィルパワー以上あれば高品質とされています。
(YAMAHACKさんより引用)
ということで、中綿の種類は以下になります▼
- バロウバッグ=化学繊維綿エクセロフト
- ダウンハガー650=650フィルパワーダウン
この違いが分かりやすく反映されているのが以下になります▼
比較その4・価格
シュラフの中綿によって価格の差がけっこう開きますね。
双方の価格は以下になります▼
- ダウンハガー650 #0:¥36,500 + 税
- バロウバッグ #0:¥20,500 + 税(ロングは¥21,500 + 税)
税抜き価格で『¥16,000 』違います。
おおよそ1.6倍くらいかな??
この価格差をどう捉えるかはまぁ人それぞれですが、次項から記す『屋内で着比べた感触』と『メリット&デメリット』も合わせて参考にしていただければと思います。
比較その5・ふっくら感
まずは収納袋から出して並べた写真をご覧ください▼
▲左が【バロウバッグ#0】、右が【ダウンハガー#0】です。
外観は『ふっくら感』の違いが顕著に出ていますね。
ダウンハガーのふかふか感ヤバイ!!
【ダウンハガー#0】のほうが明らかにパンパンに張ってます。
手触りでも『ふっくら感』の違いがわかります。
とりあえず屋内で着比べてみた
キャンプ実践でのレポート・レビューは近いうちに追記するとして、まずは届いて早速、家の中で着比べてみました。
暖かさの感想はというと、
『ぶっちゃけ違いは分からない』
です。
率直すぎてごめんなさいって感じですが、それもそのはず、外に比べて暖かい屋内でそんな差を感じれるわけもないですよね。
ましてや東京、まだ全然家の中も寒くないし。
しかも【リミット温度】と【コンフォート温度】が同じで、対応する環境も同じとくれば、屋内で体感を比較しても分かるはずがない!!(逆ギレ)
ただ若干ではありますが、ほんとに若干【ダウンハガー650 #0】のほうが温いかな??という感じはしました。
まだキャンプ・車中泊で使ってない以上全くあてにならないレポですが、ひとまずはこんな塩梅です。
実際に屋外で使ってみたら、それはまた追記レポしますのでお楽しみに。
すみません汗
ただ、着心地に関しては【ダウンハガー#0】のほうが『ふっくら感』を感じました。
【ダウンハガー650 #0】と【バロウバッグ #0】の『メリット&デメリット』
続きまして、【ダウンハガー650 #0】と【バロウバッグ #0】それぞれの『メリット&デメリット』について。
『メリット&デメリット』その1・メンテナンス・お手入れ方法(洗濯、乾燥など)
中綿が『ダウン or 化学繊維綿』の選択にあたっての顕著な『メリット&デメリット』はやはり【メンテナンス性】なのではないか、と思いました。
手順や方法については公式をご参照ください▼
基本的には双方ともご家庭での洗濯が可能ですが、問題は『乾燥機が使えるか否か』の点だと思います。
ダウン性の【ダウンハガー650 #0】は低温に設定すれば乾燥機が使えますが、化学繊維綿の【バロウバッグ #0】は乾燥機が使えません。
※中の化繊綿にダメージを与える恐れがあるため、乾燥機は使用しないでください。
(モンベル公式より引用)
温度や湿度などの条件によっては、完璧な乾燥まで一週間以上かかる場合もあるそうで、
しかも風通しの良い日陰でゆっくりと時間をかけて完全に乾燥させる必要があるのでかなりの長丁場になりますね。
その環境下を維持できるなら問題はないとは思いますが、うーん。
『メリット&デメリット』その2・価格
やはり価格差も大きいですよね。
この価格差で何が違うかを簡単にまとめると、
- ダウンハガー650 #0:価格は高いが収納時がコンパクトでメンテナンス性も高い(仕上げまで時間がかからない)
- バロウバッグ #0:価格は安いが収納時にかさばり、メンテナンス性がダウンに劣る(仕上げまで時間がかかる)
ということですので、『あちらを立てればこちらが』みたいな話になってしまいますが、価格差『¥16,000 』でコンパクト性とメンテナンス性を取るかどうか、が選択肢の分かれ目のような気がしますね。
【ダウンハガー650 #0】と【バロウバッグ #0】の両方を所持した雑感&まとめ
まだキャンプ&車中泊で使っていないので実践的なレビューはできませんが、実際に手に持った感じ、中に入った感じ、大きさを見比べてみた感じからすると、【バロウバッグ #0】を選んで、価格差の『¥16,000 』で違うギアを買う or 他のギアの予算に当てる、がいいのかなぁなんて思っちゃいました。
まぁ、これはあくまで『キャンプ場までの移動が車』『用途が車中泊メイン』な私の立場だからこその私見なので、目的や手段が異なる場合は、私もまた違う意見になると思います。
というか、『ダウン』と『化学繊維綿』の違いや差がはっきりと体感できるのはやはり然るべき場所での使用だと思うので、屋外で使えばまたガラッと感想が変わってくる気もします。
おまけ1:【ダウンハガー650 #0】には長期保管用のストリージバッグが付属します
はて、この袋何に使うんだ?と思ってツイッターでつぶやいてみたら、ありがたいことにフォロワーさんからご教示いただきました。(ありがとうございます!!)
なんでも▲この袋は『長期保存用ストリージバッグ』というスリーピングバッグなど中綿入りアイテムの長期間保管用バッグで、ロフトの回復力低下を防いでくれます。
ロフト(嵩高)とは、寝袋の膨らみを意味しています。
しばらくの間使う機会がない場合はコチラのストリージバッグに入れて保存しておくといいそうですよ。
おまけ2・スーパースパイラルストレッチ システムのおかげで身長188cmの巨漢でも『一応』入れた
【ダウンハガー650 #0】の適応身長は『~183cmまで』とありますが、モンベル独自の【スーパースパイラルストレッチシステム】のおかげで、身長188cmの私でもギリギリ中に収まることができました▼
(スーパースパイラルストレッチシステムの詳細につきましては公式をご参照ください)
何やってんだよww
楽しいwww
. . . . .
一応『収まった』ってだけでほんっとギリギリな感じがしたので、私くらいの高身長はおとなしくロングバージョンを選ぶべきですね。
あまりにもキツキツだと快適とは程遠い寝心地になってしまいますので。
この情報はおまけ程度に参考にしてください。
防災グッズとして寝袋はオススメです!
例えば被災した場合、状況によっては普段使っている布団類が使えなくなってしまう可能性があります。
避難所に布団一式を持ち運べない状況で、それが真冬ともなれば生命に直結してしまう問題でもあります。
そんなとき、コンパクトに収納できてしかも軽く、持ち運びの容易い【寝袋】が役にたつことは間違いありません。
真冬に寝袋ナシは厳しいよね汗
これまでの経験を元に防災グッズとしても使えるキャンプ・車中泊グッズをまとめましたので、よかったらそちらもご参照ください▼
モンベルの【ダウンハガー650 #0】と【バロウバッグ #0】を徹底比較!!、まとめ
こんな感じで【ダウンハガー650 #0】と【バロウバッグ #0】の比較を終わりたいと思います。
おそらくこの記事をご覧になっている方の一番気になる点は『キャンプで使ってみての比較と感想』だとは思うのですが、【ダウンハガー650 #0】が今週届いたばかりですので、追い追いキャンプ実戦で比較しますので少々お待ちいただければと思います。
その際は必ず当記事にて追記レビューしますので、よかったらブックマークなどしていただけると嬉しいです。
しかし今現在、屋外で使うまでもなくただ一つ確かなことは、
『両方ともめちゃくちゃ暖かいから超オススメ』
ってことですね。
【バロウバッグ #0】については過去記事に詳細レビューを書きましたので、よかったらそちらも参考にしてみてください▼
ではまた!
【1万円以下で買える『高コスパ寝袋』のまとめはコチラ▼】
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