先日、Helinox ヘリノックスの【チェアワン L】を夫婦用に2つ買ったのですが、これは控えめに言っても最高ですね。
早速お気に入りのアウトドアグッズ上位に堂々ランクインです。
他社メーカーとの比較写真もありますので参考にしてみてください。
ヘリノックス【チェアワン L】をレビュー!座り心地や組み立て方も解説するよ!
目次
(楽天市場より出典)
こんにちは、@車中泊ライフです。
久々に衝撃を受けたアウトドアギアの一つがこの「Helinox ヘリノックス【チェアワン L】」なのですが、何が、どんなところが最高なのかってのを今回ご紹介します。
キャンプ始めてから買ったギアで1番感動したのって #ヘリノックス の #チェアワンL だな。
— OJSNことオジサン (@ojisan_tv_) September 18, 2018
▲このくらいメッチャ良いアイテムです。
実際に使ってるキャンプの様子をYouTubeにアップしましたので、よかったらそちらもご覧いただけると幸いです▼(チャンネル登録&高評価よろしくお願いいたします!)
Helinox ヘリノックス【チェアワン L】って何?
そもそもチェアワンって何?って方もいらっしゃると思いますので、まずは【ヘリノックス】というメーカーと【ヘリノックス・チェアワン】という製品について軽くご説明を。
【ヘリノックス Helinox】とは
Helinox(ヘリノックス)はHILLEBERG社をはじめとする世界のトップアウトドアブランドにテント用のポールやパーツを提供している軽量アルミテントポールのトップメーカーである「DAC社」(1988年創業)が立ち上げた世界的なファニチャーブランドです。長年培った高い技術力や製品開発力を基盤に高いデザイン性を加えたファニチャーは登場以来、リビングからキャンプ場までシーンを選ばず幅広いユーザーに支持され続けています。
(ヘリノックス公式より引用)
【チェアワン】とは
Helinox ヘリノックス コンフォートチェアは世界的に有名なテントポールメーカーのDAC社が作った、Helinox ヘリノックス の折りたたみ式の超軽量チェアです。シンプルな構造でありながらも座面がアルミフレームから吊り下げられているので、驚くような座り心地の良さです。頑丈なポリエステル生地と超高力アルミフレームで、キャンプからリビングまで、用途を選ばずにその日の気分で使い分けていただけます。豊富なカラーバリエーションからお好みのカラーをお選びいただけます。メッシュタイプは、、通気性がよく濡れたスウィムウエアでも使用できます。
(Helinox公式から引用)
というアウトドア・キャンプ界隈で大人気の軽量コンパクト、かつ丈夫な折りたたみチェアで有名なのが【ヘリノックス】という世界的ブランドの【チェアワン】というモデルです。
【チェアワン VS チェアワンL】のサイズ&重量を比較
■使用時サイズ:52cm×53cm×67cm(幅・奥行き・高さ)
■収納時サイズ:14cm×35cm(直径・高さ)
■座面の高さ:34cm
■使用時:980g
■収納時:1100g
■耐荷重:145kg■フレーム素材:金属(アルミニウム合金)、樹脂、ヒンジ
■先端部素材:ナイロン
■張り材素材:ポリエステル
■収納袋素材:ポリエステル
■表面加工:フレーム(アルマイト)(Helinox公式より引用)
スタンダードサイズの【チェアワン】は▲のサイズ&重量ですが、今回わたしが購入した一回り大きい作りの【チェアワン L】のサイズは以下になります▼
【重量】1,090g(1,160g) ※()内はスタッフバッグ込みの重量です。
【カラー】ブラック(BK)、コヨーテタン(CTN)、グリーン(GN)、レッド(RD)
【サイズ】幅58×奥行き55×高さ72cm 【収納サイズ】幅37×奥行き11×高さ13cm
【座面高】37cm
【耐荷重(静荷重)】145kg(モンベル公式より引用)
【チェアワン】より【チェアワンL】の方が2周りくらい大きい感じですね。
とは言っても収納時の大きさ&重量はほとんど差がないので、両モデルとも携行しやすいことには変わりありません。
Helinox ヘリノックスの優れた点・魅力をご紹介!
続きまして、実際にキャンプで使って感じたヘリノックスの『優れた点・魅力』についてご説明させていただきます。
Helinox ヘリノックスのここが最高その1・超コンパクト
▲上にあるのがホームセンターなどで売ってるよくあるキャンプチェアです。
ご覧ください、長さが約半分なんですよ。
二つ並べてみました▼
ヘリノックス二つでスタンダードなキャンプチェア一つ分くらいのコンパクトさです。
ってことは単純計算で、今までスタンダードなキャンプチェアを夫婦分で2本持っていっていたのが、1本文で済むということです。
これは嬉しい
ぼくらのような軽自動車の車中泊キャンパーは持参する荷物をなるべく少なめに軽減したいので、このコンパクト化により車内のキャパを有効活用できました。
ちなみに、500mlのペットボトルと比較するとこんな感じです▼
キャンプチェアに限った話ではないですが、持ち歩く荷物はできるだけ省スペースを実現できるものにしていく方向が良いですね。
リュックの中にも入る大きさ
このコンパクトな大きさのおかげでリュックにも入れることができる携帯性を実現しており、ちょっとした散歩なんかにも気楽な持ち運びが可能となっています。
この利便性は通常サイズのキャンプチェアでは実現できませんね。
バックパックに忍ばせて軽登山に行きたい #ヘリノックス
— OJSNことオジサン (@ojisan_tv_) September 18, 2018
Helinox ヘリノックスのここが最高その2・超軽量
Helinox ヘリノックスの【チェアワン L】はスタッフバッグ(ケース)込みで「1,160g」です。
指で摘んで『ひょい』っと持ち歩きできますし、座ったままの動作もスムーズな稼働性も兼ね備えています。
しかも、こんなに軽量なのに耐荷重はなんと「145kg」もあるんです。
よっぽど太っている人以外ならほとんどの人が座れますね。
Helinox ヘリノックスの【チェアワン L】はめっちゃ軽いのに超タフなんです。
Helinox ヘリノックスのここが最高その3・組み立てが超簡単
実はHelinox ヘリノックスを買う前は正直「組み立て大変で面倒なんじゃない??」なんて勘ぐっていたのですが、実際組み立ててみるとそんなのはただの杞憂でした。
ほんとめっちゃ簡単なので1分くらいで組み立てられます。
初めて買った人が『組み立てられない!』なんてことがないように、そのシンプルで簡単な組み立て方法を写真を交えてご説明します。
めっちゃ簡単ですよ!
1・フレームを組み立てます
ケースの中には▲こんな感じでフレームが折りたたまれて収納されています。
このフレーム一本一本が空洞になっており、その中を伸縮性のゴム?が通っています。
そのフレームを伸ばし、
▲大元のベースとなるパーツにはめ込んだり、
▲フレームのジョイントをはめ込んだりすると、
▲このような骨組みのフレームが完成。
超簡単です。
中を通るゴムを伸ばしてはめ込むだけなので余計な力は一切必要ありません。
2・シートをかぶせる
まず、短いほうのフレームに収納ケースの両端の輪っか括ります▼
次に、長いほうのフレームをシート本体の上部分の裏にあるソケットにはめ込み、
最後に短いフレームに本体下部の裏のソケットをはめ込めば、
完成です▼
足元に引っ掛けた専用の収納ケースはストレージボックス的な小物入れなんかにも利用できますね▲
めっちゃ簡単でしょ??
最後の下部ソケットにはめ込むときにちょっとコツというか力が必要なんですが、それでも慣れればシュババババっと簡単に組み立てることができます。
妻も一人でささっと組み立てるので「女性だから力が足りなくて組み立てが難しい」ってことはないんじゃないかなぁと思います。
ちょちょいのちょいやで
Helinox ヘリノックスのここが最高その4・楽チン収納・たたみ方の解説
「組み立てが簡単」ということは収納だって楽チンなのです。
ただし、たたみ方にはちょっとしたコツがありますので、そちらの方法を詳しく解説します▼
1・座面の上端と下端を合わせて半分に折る
組み立てるときと逆の手順で、ポールから座面を取り外したら『上端と下端』を合わせるように、半分に折りたたみます。
2・両サイドから折りたたみ、真ん中付近で合わせる
両サイドの端をだいたい真ん中付近で合わせるように折りたたみましょう。
このとき、正面から見たとき▲の横幅が収納ケースに納まる長さになっているのがベストです。
3・ポールを上に乗せ、くるくると巻く
畳んでコンパクトになった『骨組みのポール』を折りたたんだ座面シートの上に乗せ、包むようにくるくると巻いていきましょう。
4・専用ケースに入れて収納完了!
3でひとまとめにしたものを専用の収納ケースにいれて完了です!
慣れてくると組み立て同様1分かからずに片付けることができます。
組み立てもカンタンだと比例して収納も楽チンですね!
Helinox ヘリノックスと他メーカーを比較してみた!
【Helinox ヘリノックス】と【他メーカーのキャンプチェア】を比較してみたので参考にしていただければと思います。
横から見た図・背もたれの角度
【Helinox ヘリノックス】と【他メーカーのキャンプチェア】を横からみた図で比較してみましょう。
まずは【他メーカーのキャンプチェア】をご覧ください▼
所謂オーソドックスなキャンプチェアですね。
割と垂直な背もたれです。
続きまして【Helinox ヘリノックス】です▼
だいぶリラックスできる体勢が可能な背もたれですね。
こうやって横から見た絵を比較すると違いが分かりやすいのではないでしょうか。
【チェアワンL】の座り心地
【Helinox ヘリノックス】の座り心地ですが、もちろんクッション性は【他メーカーのキャンプチェア】と同じくペライチのポリエステル製なので大差はありません。
ただ、座面部分のお尻周りが【Helinox ヘリノックス】の場合は吊り下げ式のフローティング構造になっているので、ハンモックのようにお尻をすっぽりと包み込むような心地よい腰回りのフィット感があります。
その部分にお尻が収まるように座ると、▲のリラックスした姿勢が自然に出来上がり、【他メーカーのキャンプチェア】より長時間座っても腰に負担が少ないように感じました。
Helinox ヘリノックスの【チェアワン L】の欠点&デメリット
欠点、というほどのことではないですが、やはり使っていると『ここは改善しなきゃならんな』と感じたポイントは以下になりますが、オフィシャルのアクセサリー類でカバーできる点ばかりです▼
コンディションによって足先が地面にめり込む
地面に接する4箇所の脚先に全体重がかかるため、地面のコンディションが雨でぬかるんでいたり柔らかかったりすると地面にめり込んでしまうという点。
これは豊富な足先のオプションパーツ▼がありますので、フィールドの状態に合わせて使い分ければ改善できますね。
飲み物を置く【カップホルダー】がない
写真でお気づきだと思いますが、ヘリノックスのチェアワンには『カップホルダー』がありません。
デフォルトで肘掛にカップホルダーがあるキャンプチェアと比較すれば、この点はデメリットと言えますね。
この点もチェアサイドにローテーブルなんかを置いて解決できましたが、チェアワンに取り付けるオフィシャルのカップホルダーアクセサリー▼が別売りで用意されていますので、そちらをお使いいただくのも有効です。
軽い食事に使えそうなテーブルもあります
Helinoxでは【チェアワン】同様、コンパクトに収納できるテーブルも販売されています。
天板素材やサイズの種類、カラーバリエーションも豊富ですので、お持ちのチェアワンとのコーディネートを揃えると楽しそうですね。
Helinox ヘリノックスの【チェアワン L】の注意点
次に、ヘリノックスの注意点について。
1・座面素材は焚き火の『火の粉』で穴が空くので要注意!
ヘリノックス・チェアワンの座面の生地はポリエステル製ですので火にとても弱いです。
焚き火を囲っているときなんかは特に要注意ですが、火の粉が飛んでくると簡単に穴が開いてしまうので、対策としては
- なるべく近づき過ぎない
- 座面にコットン混紡のブランケットなどをかけておく
などの対策で火の粉から守りましょう。
2・超軽量なので強風で飛ばされる可能性も
先述のとおり、Helinox ヘリノックスの【チェアワン L】はスタッフバッグ(ケース)込みで「1,160g」の超軽量ですので、あまりにも強い風が吹くと簡単に倒れたり転がるケースもあります。
風が強いときに席を空けるのであれば、なんらかの重しを置いて席を離れるようにしましょう。
ヘリノックス【チェアワン L】の携帯性はデイキャンプにもピッタリ!
先日デイキャンプに【チェアワン L】を2つ持って行ったのですが、やはりコンパクトさと軽さによる携帯性は抜群でした。
デイキャンプのような大掛かりな準備を必要としない軽めのキャンプにも最適なアウトドアチェアですね。
デイキャンプの感想は以下にまとめましたので、よかったら参考にしてみてください(動画もあります)▼
ヘリノックス【チェアワン L】をレビュー!座り心地や組み立て方も解説するよ!のまとめ
以上でレビューと組み立ての解説は終わりになります。
本来なら悪い点なんかも書くべきなんでしょうけど、実際に何度も使ってみて悪い点が一つも見当たらないので、個人的には「悩んでいるなら買っちゃったほうが良いアウトドアギア」と胸を張ってオススメできますね。
もはや殿堂入りなんじゃないかってくらい気に入ってます。
めちゃくちゃ便利
あ、ちなみにぼくらは通常サイズより一回り大きい「Lサイズ」を買ったのですが、ぼく(身長188cm)はともかく、平均的な身長の妻(163cm)が「大き目のほうがゆとりがあって座りやすいからLで正解かも」と言っていたので、ゆとりがある座り心地をお求めでしたらLサイズのほうが良いかもですね。
参考になれば幸いです。
ではまた!
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